
シュタイナーこども園ってどんなところ?何か宗教的な園なのかな…?
良くわからないけど、行ってみよう!と園庭解放や入園説明会に参加して
アズミが知ったことや感じた事を書きたいと思います。
シュタイナーこども園おひさまの園庭開放に参加してみようか悩んでいる人。
入園先として検討している人。そもそもシュタイナーって何!?と疑問に感じている人。
おひさまってどんなところ?
「シュタイナー教育」という教育思想の取り入れた園でした。
そもそもシュタイナー教育とは、オーストリア出身の哲学者・神秘思想家のルドルフ・シュタイナー(1861~1925年)が提唱した教育思想・実践に基づいたもので、子どもたちの豊かな感性と健康な心、体・意志を育むことを目指した教育を行うものだそうです。
園にはプラレールやブロックといった所謂「おもちゃ」はなく、あるのは手作り素材の簡素な布や紐、自然の中で見つけた木の実等です。子供たちは簡素な布をドレスやマント、鞄、テント…と様々なものに変えて楽しむことで想像力や感性を磨いていけるようです。
また、自由遊びの他、水彩や粘土、畑仕事やお散歩、四季の生活や事象を表現した歌や踊りなど、こどもたちの感覚にはたらきかけるような様々な活動を保育の中で行っているようです。

アズミは初めて知ったのですが、知識偏重の受験教育に対する代替として支持を集めている教育方法で、安曇野の他、松本や松川村にもシュタイナー教育の園が開設されているようです。
小規模な園で皆が大きな家族みたいな雰囲気でした。
園児は10人ほどと少人数でしたが、みんなが仲が良く、少人数だからこそ(?)皆が大きな家族みたいな雰囲気でした。もともと「おひさま」は池田町にあったようですが、2020年秋より先生のご実家のある安曇野市穂高有明に拠点を移したところで色々手探りの部分もあるのかな…と思いますが、園の改修(2021年に改修工事を行われていました)に訪れている大工さんとも仲良くなり一緒にお昼を食べるなど、子供たちが大人を信頼しのびのび過ごしているのが感じられました。
園の話によると休日も園の親御さんで木工作業が得意な方が集まって園の遊具を作ってくださるなど、教師と園児だけでなく園児の親も一体となってこどもを育んでいく雰囲気です。
園での過ごし方は?
園では1日、1週間、1年の四季のリズムとその繰り返しを大切にし、リズムのある生活の繰り返しや習慣を通して、こどもたちが安心感をもって自らの遊びや活動を深めていけるように…また、日々のお祈りや祝祭を通して、自然に対する畏敬の念や人や自然への感謝の気持ちを育むことを目指しているそうです。
1日のスケジュール
9:00~9:15 登園+自由遊び
10:00 片付け、ライゲン(※1)
10:30 おやつ、自由遊び
12:00 昼食→自由遊び
13:45 メルヘンの時間(※2)、お祈り
14:00 降園
※1:朝の会のようなもの。その中で四季の生活をうたや踊りで表したものを行っているそうです。
※2:お話や人形劇など、子供たちの想像力を育てることをされるそうです。
1週間のスケジュール
月曜日:水彩
火曜日:手仕事の日
水曜日:手作り給食の日
木曜日:オイリュトミーまたはお茶会
金曜日:お散歩

オイリュトミーは(本当は異なるのかもしれませんが)アズミ的には「リトミック」みたいなもの…と感じました。
1年のスケジュール
4月:入学式
5月:精霊降臨祭、単語の節句、田植え
6月:ヨハネ祭
7月:夏祭り、七夕給食
8月:<夏休み>
9月:お月見、ミカエル祭、避難訓練
10月:稲刈り、収穫祭
11月:りんご狩り遠足
12月:アドヴェント、アドヴェントの庭、クリスマス会、大掃除、餅つき
1月:お正月
2月:節分
3月:ひな祭り、卒園遠足、卒園式

上記以外にもミツロウロウソクや麹味噌を作ったりなどもしているみたいです
園庭開放への参加の仕方は?
開催情報はFacebookでチェック!
令和4年までは特に登録は不要で開催日(基本的に第2金曜日)の2,3日前までに参加できそうだったら連絡することで参加出来ましたが、令和5年は基本的にこびとクラスとして登録出来た方のみ参加可能の様です。(※Facebookによると2023年度のこびとクラスは2020/5/5で満員)
ただ、上記とは別に時々体験会等も開催されるようなので「興味があったけど登録できなかった!」という人はFacebookをチェックしておくのが〇です!
⇒直近6/17(土)に体験会開催予定です。6/9までに要応募なので参加したい方はFacebookから応募してください。
内容は実施回によって様々!
開催場所についたら、園庭開放に参加したい旨を伝え費用の支払いを実施し、時間になるまで園庭で自由遊びになります。
時間になったら声掛けがされて、朝の会として歌を歌ったり、本を読んだりします。
その後は実施回によって様々で、園庭で自由遊びの回もあればちょっとした手仕事(工作)をしたり周辺散策に行ったりしながら園の雰囲気を知ることが出来ます。
時間が11:30までということで時間になったらまた声掛けがされて挨拶をして修了…ですが、誘われてお昼も一緒に…といった場合もあったので昼食も持っていっておくと良いかもしれません。
また、アズミが参加していた年は先生は不在(もしくは途中から参加)で園庭開放自体は園児の親が中心として運営されていたので、園の雰囲気を見るだけでなく実際に園に通われている子の親に「園を選んだ決め手」や「通わせてどうか…」といった話を聞けたのが良かったです。
(2022年度は?)園庭開放の他にも定期的にオープンデイとして園活動の一部を体験出来る機会がある様ですが、そちらは要予約なのでFacebookをみて予約してみると良さそうです。
入園するには?
満3歳の誕生日を迎えたら、随時可能。未満児も状況次第で随時。
大体9月下旬~10月上旬にFacebookで入園説明会が告知されます。
また、それ以外にも興味がある方はFacebook等に個別に連絡を取れば回答をくださるようです。
入園は在園児数にもよりますが、満3歳のお誕生日を迎えた子から、年度のはじめ、または途中入園の場合は月初めに入園が可能となるそうです。
また2022年は既に満員になったようですが、未満児を対象としたこびとクラスもあるそうです。
なお、未満児の場合は週5ではなく週2,3日、半日など在園児との兼ね合いで(?)預かり時間の調整がされている様です。
市の補助を利用しても月1万円強、保育料が掛かります。
アズミが検討した段階で教えて頂いた費用は以下の通りです。
※改定されているかもしれないので、入園前に確認ください。
・入園金 30,000円
・支える会 30,000円/年
・保育料 45,000円/月
・教材費 3,000円/月
+冬季は暖房費(大体1000円前後)もあり。
安曇野市の補助は1号認定で37,000円、2号認定で27,500円なので
補助を差し引いても保育料+教材費が月々11,000円(1号)or20,500円(2号)掛かることになります。また、上記とは別に保育園内外での万が一の怪我・病気に備えた対応保険の加入も各家庭に求められていました。
入園準備物
園で必要なものとして、「帽子、リュック、お弁当、水筒、レインコート、雨帽子、長靴、着替え袋(パンツ、靴下、肌着、洋服、ビニール袋)」が挙げられていました。
また、お弁当箱はプラスチック製品よりも木製・ステンレス製のものを推奨。
子供の持ち物や洋服に関しては、キャラクターや派手な模様や色を避けてパステルカラーや淡い色のものが推奨されているそうです。
また、当番制でおやつを自作して持参することになるそうです。
(あまり凝ったものは不要で、季節の果物や芋を使ったもので良い…らしい)
子供のお誕生日会の日にも、お菓子を持参して保育に参加となるそうです。
その他、印象に残ったこと…
楽器を利用した子供への呼びかけと傾聴の姿勢
子供を集めるときに「集まってー」と大声を出すのではなく、ライアー(?)という弦楽器を演奏することで会の始まりを知らせるそうです。楽器は綺麗な響きだけど大きな音が出るものではなく耳を澄まさないと聞こえない程度にしかならない…。でも、子供はきちんと気づいて自然と落ち着いて傾聴する体制になっていくそうです。
そして、小さく響く音楽に気づいて傾聴する習慣が出来ているから(?)、小学校の方と話された際に「おひさま出身の子は先生の話をきちんと聞くことができますね」と言われたことがあるそうです。
教育を本当に実践するには家庭生活の見直しも必要
園で子供がシュタイナー教育を受けるだけでなく、親も共にシュタイナー教育について学び子供にとってふさわしい環境を創っていくことが求められるそうです。
例えば、家の中にあるメディア(テレビ、ビデオ、コンピュータなど)は子供の集中力や自発的な活動を萎えさせて受動的にしてしまう危険があるので、現代では完全に除くのは難しいだろうけれど子供と一緒の時には使用しないといった配慮したり、なるべく家でも手作り素材のおもちゃや布、紐による創造遊びが出来るように考慮して欲しい。とのことでした。
まとめ
「安曇野シュタイナーこども園おひさま」についてアズミが知ったことを記載してみましたが、いかがでしたでしょうか?
シュタイナー教育をきちんと実践するには、色々調べて生活を見直していく必要がありそうですが、とりあえず園庭開放で子供たちが穏やかにのびのび過ごしている姿を拝見したり、四季様々な行事をおこなっていることを知り、素敵な園だな…と思いました。
また、屋外活動の時間が多い信州自然保育認定(特化型)の園になっていますが、その教育方針のためか園長先生のお人柄か、特化型の園の中で一番野性的な印象がなくまったりとした雰囲気でした。
興味を持たれた方は本等でシュタイナー教育について調べてみたり、実際に園庭開放等に参加して園の雰囲気を体験してみると良いと思います。



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