「七夕」を楽しむためのミニ情報

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アズミ
アズミ

今回は「七夕」を楽しむ際のヒントになるかな?
という情報を少し纏めてみたいと思います。

この記事がオススメの人

・七夕の由来について知りたい人
・七夕のお祝いをどうしようか悩んでいる人
・七夕にちなんだ本や制作を考えて居る人
・七夕のお出かけ先を検討している人

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そもそも七夕って何?どんな由来がある?

アズミ
アズミ

調べたら中々奥深くて楽しくなってしまったため長文です…。
「由来とかより、七夕のお祝い方法のヒントが欲しいんだよ!」という方は
飾り方のヒントや食べ物のヒント等欲しい情報に飛ぶこと推奨です。

七夕(たなばた)の由来とは?

現在の七夕は日本各地に広がる上で元々その地にあった風習と混じって変化していった様で、その変遷は明確に分かっていない部分が多数あるようです。

ただ、現在主流として考えられている由来は、日本古来から語り継がれている「棚機津女(たなばたつめ)」の行事で豊作を祈る風習に、「織姫・牽牛伝説(七夕伝説)」中国の「乞巧奠(きっこうでん)」という行事が混じって変化して現在の七夕の形になったというものです。

棚機津女(たなばたつめ)の行事?

七夕と書いて「たなばた」と読ませるのは、棚機津女(たなばたつめ)の行事からと考えられています。
元々、日本の古い禊ぎの行事に選ばれた乙女=棚機津女(たなばたつめ)が、川などの清い水辺に造られた機屋(はたや)に籠って、神様への着物を織りつつ神の訪れを待って奉仕することで、あらゆる罪や穢れを神に払ってもらうというものがあったそうです。

織姫・牽牛伝説(七夕伝説)

裁縫仕事を司る琴座の一等星ベガ=織女星(しょくじょぼし)と農業を司る鷲座の一等星アルタイル=牽牛星(けんぎゅうぼし)は年に1度、7月7日に出会えるという伝説があります。
ただ、本来は旧暦の7月7日なので、梅雨の最中の7月7日ではなく、現在の8月頃です。その日が天の川を挟んで2つの星が最も光輝いてみいるように見えることから1年に1度のめぐり逢いの日という話になったといわれています。

乞巧奠(きっこうでん)

中国では7月7日に裁縫上手であったという織女星(しょくじょぼし)にあやかって、機織りや最高が上達する様に庭先に設けた祭壇に針などを供えて、星に祈りをささげる願う「乞巧奠(きっこうでん)」という行事がありました。
この行事はだんだん機織りだけでなく芸事や書道などの上達も願う様に変化していったといわれています。

平安時代の七夕~現在までの変遷

平安時代に七夕伝説や乞巧奠(きっこうでん)の話も伝わり宮中行事として、七夕行事が行われるようになりましたが、平安時代の七夕では季節の果物や野菜を備えたり、梶の葉に詩歌を書いたりといった形で笹は出てきませんでした。
現在の短冊で願いを書いて笹に飾り星に祈る七夕行事の形は、江戸時代に七夕が端午や重陽などと共に五節句の一つに定められたことで庶民の間でも七夕行事が行われる様になり、全国に広まっていく中で変化していった様です。

アズミ
アズミ

七夕について調べると、他にも七日盆や羽衣伝説など七夕に混じったと思われる伝承と地域による七夕の祝い方・考え方の差など色々あって面白かったです。
七夕以外の節句も含めた考察は天理大学の論文が興味深かったです。また、大東文化大学の学生さんの論文(?)には松本の七夕人形についての考察が多く書かれていて面白かったですよ★

七夕をお祝いする日は7月?8月?

江戸時代に五節句を定めた際に、7月7日=七夕となりましたが、元々は旧暦なので新暦の7月7日とは本来時期が違います。旧暦の7月7日を新暦で表すと毎年日付が変わりますが大体8月中頃です。
なお、2024年は8月10日が旧暦の7月7日に当たります。

そのため、日本三大七夕まつりの一つでもある仙台七夕まつりなど、新暦の7月7日ではなく月遅れの8月に七夕祭りをやる地域も多数残っています。
安曇野・松本も月遅れの8月にお祝いをしている地域ですが、現在は県外からの移住者も多数なので7月7日にお祝いをされているご家庭も多くなっているイメージです。

七夕のお祝いの仕方~

アズミ
アズミ

現在の七夕では自由に願い事を書いて笹に飾る場合が多いかな…?と思いますが、本来は短冊にどんな願いを書くのか。七夕の歌で「五色の短冊~♪」とある様に短冊の色にも実は由来や意味があります。また、短冊以外に飾るものは何か、松本地域では七夕に七夕人形を飾る場合もあるので、それらについて少し纏めてみたいと思います。

笹飾りを飾る

七夕といえば一般的に笹飾りを飾る所が多いですが、これは冬でも枯れずに緑を保ち真っ直ぐ育つ竹には「生命の源」という縁起の良い印象があるため、七夕行事で使われるようになったのではないかといわれています。
また、天に向かってまっすぐ伸びる笹が願い事を空の織姫や彦星に届けてくれるとも言われています。

七夕の短冊には本来何を書く?短冊の色は??

七夕の短冊について、本来の由来を踏まえると、何が欲しい、どこへ行きたいといった願望ではなく、裁縫能力や学力の向上など、自分の努力で成し遂げる夢や目標、家内安全・無病息災など禍いを避ける願い、七夕にちなんだ和歌を記載する形になります。

五色の短冊の色は「青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)」です。(黒は縁起が悪いとされて紫を使用する場合が多数)
これは古代中国の自然哲学である「五行」や、儒教の思想である「五徳(五常)」、「五官」「五臓」「五腑」「五主」「五華」などになぞらえて使われる様です。
「五行」では、自然界にある「木・火・土・金・水」と方角を示しており、その方角を魔から守るという意味を持ち、「五徳(五常)」では、儒教が説く5つの徳「仁・礼・信・義・智」の意味を持ちます。また、「五官」「五臓」「五腑」「五主」「五華」は体の器官や臓器に対応しています。
なので、短冊の色選びに迷ったら、願いにあった方角や、必要な徳、健康を願う部分に対応する色を選ぶのがオススメです。
各色の五行、五徳(五常)などの対応は↓を参考にしてみてください。

五行五徳(五常)五官五臓五腑五主五華
青(緑) 木・東の方角仁:徳を積む、人間力を高める
火・南の方角礼:先祖や父母・師匠などへの恩小腸血脈面色
土・中央信:縁ある人々からの信頼肌肉
金・西の方角義:自らを律し、義務や決まりを守る大腸皮膚
黒(紫)水・北の方角智:思いやりの心から生まれる知恵膀胱骨髄

短冊以外には何を飾る?意味は??

地域によって短冊以外に飾るものは様々だと思いますが、↓に飾るものの例とそれに込められている願いの意味を上げてみます。

■吹流し
吹き流しは鯉のぼりの上部につく吹き流しと同様に魔除けの意味で飾られたり、もともと七夕で織姫に供えた織り糸を表し、織姫の様に裁縫が上達するようにという願いが込められています。
折り紙を輪にし、等間隔に切れ込みを入れて作ったり、紙風船やくす玉に五色のテープを貼り付けたりして作ります。
■綱飾り
魚を捕る漁網を模したもので、豊年満作・大漁を祈願したり、幸せをすくいあげられるように…という意味もあるそうです。数回折りたたんだ折り紙を上下交互に切り込みを入れ、広げて作ります。
■折り鶴
鶴は長寿の象徴で、長寿祈願になります。千羽鶴の様に繋げて飾る場合もあります。
■提灯
提灯は周囲を明るく照らす魔除けの意味だったり、夜でも短冊に書いた願い事を神様に読んでもらえる様に飾るといわれています。半分に折った折り紙に切り目を入れてから広げて輪にして作ります。
■神衣・紙衣(かみこ)
棚機津女(たなばたつめ)の織る「神御衣(かんみそ)」に通じ、手芸上達、厄払い、着るものに困らなくなるなどの意味や人形に災いや穢れの身代わりになってもらえるように飾ります。
(松本の七夕人形も笹には飾りませんがこの一種かな…と思いますが)主に色紙を着物の形に折ったり、切ったりして飾ります。
■巾着
金運上昇を祈願し、折り紙で折った財布を飾ります。
(地域によっては本物の財布を飾るところもあるそうです)
■スイカ
豊作祈願や子供たちが玉の様に大きく育って欲しいという願いを込められているそうです。
折り紙で作るスイカは丸だったり半分だったり4分の1だったり様々です。
■くずかご
物を粗末にしないように、整理整頓がうまくなるようにという願いを込めて屑籠を飾ります。
七夕飾りを作る際に出た紙くずを折り紙で織ったかごに入れてつるします。

アズミ
アズミ

網飾り…実はアズミはずっと天の川を模したものと思っていました!
七夕を祝う際には自由に楽しめばOKだと思いますが、
昔はどう考えられていたのか、どんな願いが込められているのか等、
子供と話をするのも楽しそうですよね♪

七夕人形を飾る~松本地域で飾られる人形には何がある?

松本の七夕人形といっても「流し雛形式」や「人型形式」「足長(かたーり)形式」「紙雛形式」など様々とのことです。松本の七夕人形については松本市の観光情報サイトが写真の例も多くわかりやすいかな…と思います。

アズミ
アズミ

地域によっても、少しずつ人形の形や考え方が違うようで、
アズミの中でまだ上手く纏められず記事に出来なかったです…。
もう少し学べたら記事にするかもしれません。

七夕の料理を準備しよう!

七夕料理としてよく挙げられる食べ物等を少し纏めてみます。
松本地域で親しまれている七夕饅頭や松本ほうとう等、地域独自の食べ物については作り方を紹介しているページへのリンクも載せて見たので参考にしてみてください。

索餅(さくべい)・そうめん

索餅(さくべい)とはそうめんの起源ともいわれる小麦粉のお菓子で、宮中の儀式・作法等を集大成した「延喜式(927年)」の中で七タの供え物の一つとして供えられたと記されています。その後の変遷は定かで無いところもあるようですが、索餅→索麺→素麺となり現在も七夕に素麺を…となっているようです。
なお、7月7日は全国乾麺協同組合連合会により昭和57年に「そうめんの日」に策定されています。

アズミ
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素麺の白くて細い面は天の川にも、七夕の織姫の糸にも見立てられるし、何より暑くなってくる7-8月にぴったりの料理ですが、トッピングとして角オクラを輪切りにして星に見立てて飾るとより七夕らしさが増すのでオススメです♪

松本ほうとう<地域独自>

練った小麦粉をのばして麺状にし、小豆あんやきなこをまぶした地域独自の食べ物で、旧来松本地域周辺では、どこの農家でも小麦をつくっていて、原料の小麦がとれる時期がちょうど七夕と重なっていたことから、七夕につくって供えるようになったとも言われているそうです。
作り方としては、市販のあんこやきな粉を買っておけば、残りの材料は小麦粉と塩とお湯程度なので意外と簡単に出来ます。
※作り方は農林水産省Webサイトが良さそうです。

七夕饅頭<地域独自>

小麦粉に砂糖等を加えて作った甘い皮にあんこや野菜あんを詰めて蒸しあげたお饅頭も地域独自の七夕のお供えものです。
こちらもやはり昔は小麦粉の生産が多かったことから供えられるようになったと考えられるもので、ほうとうを飾るか七夕饅頭を飾るかは各ご家庭で違ったようです。
※作り方はJA長野県のサイトが制作途中画像やポイントもあり良さそうです。

ちらし寿司

ちらし寿司は“腰が曲がるまでの長生き出来るように”と願う海老に、”真っすぐにスクスク育つように”と早く真っすぐに成長する様に縁起を担いだ”元気にまめまめしく働けるように”という願いを込めた、金運+天の川にも見立てられる錦糸卵など、七夕のお祝いにぴったりの料理です。

アズミ
アズミ

星型に型抜きした人参やハム、チーズを飾るなど、子供と一緒に楽しむのもオススメです♪

金平糖

小さな星の欠片を集めたような金平糖は七夕のおやつとしてオススメです。
そのままでも星形で七夕らしさを演出してくれる金平糖ですが、ゼリーやヨーグルト、ケーキの上にトッピングするのもオススメです。

アズミ
アズミ

定番のお祝い料理としては上記ですが、普通のサラダに星形に型抜きした野菜やチーズを飾ったり、ケチャップライスを星形に盛ってみる…等、工夫次第で色々七夕らしさは演出できるかと思います。是非素敵な七夕を過ごしてください♪

七夕にちなんだ絵本を楽しもう!

七夕に関する本をきっかけに、起源や由来について親子で学んだり、願い事に関する話をしてみるのはもちろん、本に出てきたものを一緒に作って七夕飾りに加えてみる…等に使うのもオススメです。
以下に七夕関連の本の一例を挙げてみます。

ちょっと楽しい・わかりやすい七夕の絵本(0~3歳向け?)

バスくんとねずみくんがおりひめさまの願いを叶えるために星空で大活躍します。
バスくんのダジャレにダイナミックな画面割が楽しい絵本なので、ロマンチックな七夕伝説とは一味違った七夕を楽しめる絵本です。


はじめての行事えほん
みんなのおねがい

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絵本ナビで見る

日本の伝統行事を2、3歳の子にもわかりやすいお話にまとめた「はじめての行事えほん」シリーズの七夕版です。
うさぎのうーちゃんがお友達の願いを聞いてみんなの願いが叶うように願い事を飾り付けてみんなと素麺を食べる…シンプルでかわいらしい願いと絵にほっこりする一冊です。

七夕の由来~料理に工作に繋げられる本(年少~向け)

たなばた ウキウキ
ねがいごとの日!

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絵本ナビで見る

たぬきのポコくんが短冊に書いた願い事が風にのって、きつね村のキコちゃんの元に…。キコちゃんはポコくんに会おうとたぬきに化けて隣村を目指します。
ポコちゃん、キコちゃんを彦星と織姫に見立てたストーリーで楽しめるのはもちろん、
途中、星座の見つけ方や七夕の由来や飾りつけの作り方などの豆知識ページもあり、楽しみつつ色々学べる一冊です。

松本地域の七夕について知れる本(年少~向け)
出典:福音書店HP

たなばたまつり

七夕の前日の朝、里芋の葉からとった露に墨で願い事を書き、飾りを作り、七夕人形に自分たちの着物を飾って…と松本地域で古くから祝われてきた七夕について描かれた本となっている様です。
残念ながら新規購入のルートは見つけられなかったのですが、図書館等で貸出出来るようになっているようなので、探して読んでみるのがオススメの1冊です。

アズミ
アズミ

ここで挙げたのは極一例です。探すと色々な本があるので是非探して七夕を楽しんでみてください。また、オススメがあったら教えて貰えると嬉しいです★

★「七夕(たなばた)」関連の本を Amazon / 楽天 / 絵本ナビ で探す。

七夕にちなんだお出かけをしよう!

七夕では家で飾り付けを楽しむだけでなく、外に七夕飾りを見に行ったり、関連のイベントに参加してみるのもオススメです。

七夕関連の飾りを見に行く

※松本地域の七夕は8月なので7月7日ではなく8月頃に開催されるものも多いので注意です。

国営アルプスあづみの公園(穂高・堀金地区)の七夕の展示
HPより借用

国営アルプスあづみの公園(穂高・堀金地区)内のあづみの学校では今年も7/2~8/7まで七夕展示が行われ、伝統の七夕人形に説明パネルが展示されます。(笹飾りは7/2~7,8/1~7期間のみ)
公園の夏イベントが開催される期間と被っている日も多いのでチェックして行ってみるのがオススメです。

松本駅前の高砂通りの七夕の展示

松本駅前にある人形の町・生安寺小路(しょうあんじこうじ)、現・高砂通りは人形店が多く並ぶ通りで、夏になると七夕人形が軒先に並びます。
古くから松本地域の人々の願いを星々に届けてきた人形たちの姿を今に伝える貴重な地域なので、足を運んでみるのがオススメです。

馬場家住宅「七夕人号が揺れる縁側
HPより借用

重要文化財馬場家住宅では毎年月遅れの七夕にあわせて、松本の七夕の象徴である七夕人形の展示がされます。
(2024年は7/6(土)~8/12(月)9時~17時※月曜休館)
また、期間中は通常は閉じている中門も特別開放され、中に広がる坪庭から縁側で揺れる七夕人形の鑑賞が出来ます。
※詳細はHP参照。

こどもと楽しめるイベントを探して行ってみる

七夕にちなんだイベントも探してみると開催されています。
→別途UPしている週末イベント情報のページを参照ください。

まとめ

七夕をどんな風に楽しもうか…是非計画を練って楽しい一日を過ごしてください。

アズミ
アズミ

どうか皆様が素敵な一日を過ごせますように…☆彡

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